グーグル・ストリートビューで空き巣は増える?

今話題のgoogleストリートビューですが、私も知らない人に自分の家の周りを見られたりするのは正直なところちょっぴり「気持ち悪い」のですが、少なくとも「怖い」という気持ちは薄れてきました。


サービス開始当初「このサービスを使った空き巣が、自分の家に来たらどうしよう。」ということを想像して怖かったので、自分がグーグルストリートビューによって実害を被る可能性を考えてみました。


私の住む練馬区の空き巣発生状況をGoogleで調べてみたところ警視庁の資料(PDF形式)に行き当たりました。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/an_machi/image/josei_akisu.pdf
この資料によると練馬区では一千世帯あたり1.53件とのことなので、単純計算だと0.153%の確率で空き巣被害に会うということになる。


空き巣犯罪者の10%を越える人数がgoogleストリートビューを使用するようなら、さすがのgoogle社でもサービスは取り下げるだろうし、すでに提供している地域で社会問題化していると思われるので、ここはざっくりと空き巣件数が1割り増しになると考えてみたところ空き巣被害に会う確率が0.1683%に増加しました。


この数字を見た感じですと、私の感想としては少なくとも「空き巣被害」についてはgoogleストリートビューが影響する心配は無くなりましたが、どうでしょうか。

もちろんgoogle street viewの有無にかかわらず、日常の防犯対策は必要ですが。