定額給付金1万2000円の面白い使い方

世紀の愚作とか色々と言われている、麻生首相が発表した追加経済対策の定額給付金
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1189847.html

給付金が配布された時、ネット界隈や居酒屋とかで「おまえ何に使った?」的な会話が繰り広げられることを想像すると「面白い使い道」に困っている人は結構いると思われる。

この給付金の使い方を巡る動向は楽しめそう。

NPOへの寄付金

まずこの給付金って寄付金を集めているNPOとかにとってチャンスじゃないか?
とりあえず給付を受けたけど、使い道に困っているとき役所の出入り口に「1万2000円で○○が救えます」的な募金箱を設置してあれば、結構な数の募金が集まりそうな気がする。
特に、歳出削減で給付金が削られた団体(図書館とか?)が「米百俵の精神」とか言いながら募金を行えば、現政権の税金の使い方に対して反対のスタンスを取っている人が募金を集められるんじゃなかろうか。


そしてネット界隈でも往年の2chで行われていたアフガン小学校募金のような動きが、今度はニコニコとかモバゲー、はてな の中から出るかもしれない。

自分への投資

これを機に、英会話学校や資格講座、スポーツクラブなどは「1万2000円お試しキャンペーン」を実施するべき。

3年後の消費税値上げが確実になった今、生活レベルを維持させるためには給与アップが必要になってくるが、今の景気で黙っているだけで給与が増える訳がないことは、みんな肌で感じているはず。


そんな不穏な空気の中、何の罪悪感も不安もなく使えるお金と言えば、将来に繋がる(と思われる)自分への投資だろう。
「いつか始めよう」と思っていたけど出来ていない、そんな夏休みの宿題のような課題が残っているなら、今が始める最後のチャンスかもしれない。もうすぐ2学期が始まることが宣言されてるぞ。

高速道路で旨いものを食べに行く

今回のバラマキを最大限に生かすためには、やはり高速道路の値下げを組み合わせるべきだろう。


前述の給付金を何に使った談義の時に「高速道路でちょっくら信州に行って、旨いそば食ってきた」とか言えば時流に乗った感じがして一枚上手感を演出できる。
さらに賢い庶民を演出するには「ETC車載器を購入しました」と言うのもタイムリーで良いかもしれない。

追記(2008/11/11)

この給付金って、見ようによっては自分の意思を社会に直接反映するための「一票」として使えるんじゃないか?
神奈川県の一般会計支出1兆7000億円より大きな額だし。

地域振興券と違い使い道が限定されていないから上記に上げたNPOへの寄付だろうが、災害義援金だろうが地域猫の保護だろうが好きに使うことができる。